マグニチュード10 アーサー・C・クラーク マイク・マクウェイ

原題はRichter 10(イギリス1996)Richter(リヒター)はマグニチュードの別称リヒター・スケールのこと。
クラークさんが映画用の梗概を書いて、それを元にアメリカのSF作家マイク・マクウェイさんが書き上げた小説。マイクさんはこの作品を書き上げた後、心臓発作で亡くなりました。

時代設定は2024年から2058年。
子供の頃カリフォルニアの大地震で両親を失った主人公が、地震をシュミレートする大きな地球儀を作って地震を予測したり、大陸プレートを核爆弾で溶かしてくっつけて地震そのものを無くそうとしたり、テロリストと戦ったり、月に街を作ったり、SF・アクションてんこ盛りのハリウッド映画みたいな作品。

652ページとなかなかの長編で読み応えあり(ちょっと長い…)
地震をテーマにした作品なだけあって日本ももちろん舞台になっている。大人になって優秀な科学者になった主人公が最初に大地震を予測する場所が佐渡島だったりする。
地震+未来SF+アーサーCクラーク&マイク・マクウェイ=面白いです。

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