銀河ヒッチハイク・ガイド ダグラス・アダムス 安原和見 訳

1978年のBBCのラジオドラマを、脚本を書いた本人ダグラス・アダムスが小説化した作品。全5作の1作目。
ブリティッシュ・ジョーク満載のおバカ宇宙SF

あらすじ

銀河ハイウェイの建設工事のため地球が破壊される。主人公アーサー・デントは地球人のふりをして地球の調査をしていた宇宙人フォード・プリーフェクトに助けてもらい、銀河帝国大統領のゼイフォード・ビーブルブロックスともう一人の生き残りの地球人トリリアン、そしていつもネガティブ思考のロボットマーヴィンと共に「黄金の心」号に乗って宇宙を放浪する。

感想

読んでから大分時間が立っていたのでパラパラと読み返してみたが、どのページを開いてもだいたい可笑しな事が書いてある。シリアスなシーンはほぼ無く、常にシュールでシニカルな文章で物語が進んでいく。日本人にはわかりずらいジョークや皮肉も出てくるので、その辺をスルーできない人には読みずらいかもしれない。
とは言え、300ページの短い本なのであまり深く考えず、ザザーっと読んだら、面白かった。ってなるんじゃないでしょうか?
大事なのは”パ二クらない”ことで、つまんなかったとしても”ほとんど無害”ですからね。
ネットのくだらないショート動画を30分観るよりはずっといい時間を過ごせるでしょう!

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