原書(英語)は2009年刊行。
グーグルの成り立ちから2009年までの社内外の出来事を多数の取材を通して書かれている。
スティーブ・ジョブズもイーロン・マスクもアメリカの大企業の創設者は個性的な人物が多いが、グーグルもその例にもれず、サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジという個性的な2人の人物が家のガレージから会社を始める。
二人は広告だらけの検索エンジンを否定し、ユーザーの邪魔をしないシンプルかつ高速で広告に左右されない的確な検索結果を表示する検索エンジン「Google」を開発した。
その後様々な優秀な人物が入社し、ほとんど収入のなかったグーグルが世界有数の大企業へと猛スピードで発展していく…
グーグルの出現により他社の検索エンジン、広告業、新聞、出版社、テレビ局、映画会社など、あらゆるメディアが影響を受け、翻弄されていく様は興味深かった。
10年以上前の本とはいえ、今でも読む価値有りだと思います。
コメント